現在、上野の森美術館で開催されている「ゴッホ展」に行ってきました。
人々を魅了し続ける画家、フィンセント・ファン・ゴッホの作品が10カ国・27か所から集められている展覧会です。
「ゴッホ」と聞くと、個性的で唯一無二の力強い画風と合わせて、そのセンセーショナルな人生を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
同じ画家仲間であるポール・ゴーギャンとのアルルでの生活がわずか3ヶ月で破綻し、自身の耳を切り落とした事件や、精神的に病んだことによる入院生活など、かなり強い印象があると思います。
しかし、この「ゴッホ展」を見ると、そうしたセンセーショナ...