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7月22日(水)から愛知県美術館ギャラリーにて『ジブリの"大じゃない"博覧会』開催決定!


新型コロナウイルス感染対策にちなみ、マスク姿の「千と千尋の神隠し」の湯婆婆

© TS
© Studio Ghibli

ジブリの「過去から未来」を体感する”愛知限定”のジブリイベント

”愛知限定”のジブリイベント『ジブリの"大じゃない"博覧会』が7月22日(水)から愛知県美術館ギャラリーにて開催されることが決定しました。

本展では、2020年冬に NHK 総合テレビで放送を控える長編アニメーション「アーヤと魔女」と、2年後に愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で開業する公園施設「ジブリパーク」の未公開資料がどこよりも早く公開されます。

「ゲド戦記」や「コクリコ坂から」の宮崎吾朗監督による「アーヤと魔女」は、カンヌ国際映画祭の「オフィシャルセレクション2020」に選出され、既に世界的な注目を集めています。本展では、主役の「アーヤ」をはじめ登場キャラクター人形が披露されるとのこと。

宮崎吾朗監督が総合プロデューサーとしてジブリの世界観を演出する「ジブリパーク」からは、建築模型やスケッチなどが紹介されます。

ジブリパークで誕生する「青春の丘エリア」イメージ

©Studio Ghibli

さらに、ジブリのこれまでを振り返るコーナーも充実。夏の思い出づくりの記念写真コーナーでは、「三鷹の森ジブリ美術館」から「ネコバス」を展示。さらに「天空の城ラピュタ」や「紅の豚」、「ハウルの動く城」、「かぐや姫の物語」などの名場面を背景に撮影ができます。

宮崎駿監督が選んだ児童文学作品の直筆推薦文コーナーでは、ジブリ作品の根底に流れる児童文学へのまなざしを感じながら、名作創造の一端に触れる体験も楽しめますよ。

〈中島清文 株式会社スタジオジブリ 代表取締役社長 コメント〉

この夏、コロナウイルス感染拡大防止のため、多くの展覧会が中止、延期に追い込まれています。私どもの『ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと2年。~』も開催延期となりました。

なのになぜ、この展覧会を開催しているのか?

じつは、この展覧会の仕掛け人は大村知事です。新型コロナウイルスが一旦落ち着きを見せている中、何かジブリの展示をやってもらえないか。そんな依頼が主催者である中日新聞社に入ったのは 5 月の終わりのこと。そのまま私どもに相談がありました。

そして、その条件を聞いて驚きました。なんと、企画から制作まで準備期間はわずか1か月余り。しかも、「展示物は2mの間隔をあけ観客が密にならないようにすること」という厳しい条件付きです。ジブリの展覧会といえば、一回では見切れないほどの膨大な展示物に埋め尽くされた、密度の濃さが特徴です。それを禁じられたらジブリらしさを打ち出せません。さすがに無理ではないかという意見もありました。

しかし、イベントや展覧会がほとんどなくなってしまったこういう時だからこそ、ジブリパーク開設を2年後に控えた愛知県の皆さんにジブリで楽しんでいただきたい。大村知事の県民始め全国の皆さんに笑顔と元気をお届けしたいとの思いに何とかこたえたい。そう考え直し、知恵を出し合った結果が今回の展覧会なのです。

『ジブリの大博覧会』はまた来年以降に開催いたします。今回は、「大じゃない」けど、やっぱりジブリの博覧会。様々な機会にお披露目した制作物が並びます。そして初出しとなる展示もご用意しています。感染予防のためにいろいろとご不便をおかけしますが、少しでも楽しい時間を過ごしていただけたら幸いです。

【展覧会情報】

会期:2020年7月22日(水)~9月3日(木) 会場:愛知県美術館ギャラリーA・B・H・I(名古屋市東区東桜1-13-2) 開催時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで) 主催:愛知県、中日新聞社

※新型コロナウイルス感染症対策のため、日時指定入場制を導入します。入場時間を30分ごとに区切り、各時間枠の販売枚数に上限を設けます。詳細は公式ホームページをご確認ください。

※本展は、新型コロナウィルス感染症の影響で延期となった「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと2年。~」とは別の、新規イベントとなります。

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