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森美術館『宇宙と芸術展』


先月より、六本木・森美術館では「宇宙」をテーマにして時代、ジャンルを超えた宇宙作品の集結する「宇宙と芸術展」が開催中です!

皆さんは宇宙と聞いてどんなものを連想するでしょうか?

私たちの好奇心と想像力を掻き立ててきた宇宙……。

この展覧会では「人は宇宙をどう見てきたか?」「宇宙という時空間」「新しい生命観−宇宙人はいるのか?」「宇宙旅行と人間の未来」と誰もが一度は夢見た4つのテーマから宇宙観と人間観を探っていきます。

時代、ジャンルを超えた宇宙作品ということで、印象的な作品のひとつに江戸時代に描かれた茨城県のUFOの絵!?というものがありました。

とある伝説をもとに描かれた絵とのことですが……伝承によると、江戸時代の中期、1803年の常陸国。現在の茨城県の海岸に、まるでUFOにそっくりな円盤型の船のようなものが漂着したのだとか……!

中には美女が乗っていて、当時の随筆や瓦版でも報じられたこの事件は、時代を超えてフランス人作家のローラン・グラッソさんにより現代アートにもなったのだそうですよ。

宇宙と聞くと、近未来なものを想像してしまうけれど、こうした昔と今の宇宙観の対比が楽しめるのが「宇宙と芸術展」の魅力なのかも✨

今まで感じたことのないどきどきとわくわくの詰まった展覧会、皆さんもぜひ足を運んでみてくださいね。

こちらの展覧会については8月20日発行号の「FLYING POSTMAN PRESS」、関東版にも掲載中です!

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