top of page

★report★東京都美術館 ブリューゲル『バベルの塔』展


展覧会公式広報担当「タラ夫」がtwitterでも話題の、上野・東京都美術館で開催中のブリューゲル『バベルの塔』展を観てきました!✨ 16世紀の巨匠、ピーテル・ブリューゲル1世の代表作と名高い「バベルの塔」が今回24年ぶりに来日する展覧会。 東京都美術館では地下から徐々に上の階に上がっていく会場構成になっていますが、16世紀ネーデルランドの彫刻から展示が始まり、ブリューゲルにも影響を与えた奇想の画家ヒエロニムス・ボスの作品、ボスの独自の世界観に影響を受けた作品群、そして最後は「バベルの塔」と、上の階に上がるにつれて、徐々に“奇想の世界”に引き込まれていく展示は必見です👀

ブリューゲルなどの版画作品では、細部にいたるまで描かれている人、モンスターたちの姿やストーリーが面白く、「絵画の知識がなくても、美術にたとえあまり興味がなくても、この絵は絶対気になるよね…!」という作品ばかりで長時間見入ってしまいました。作品の細部がとにかく面白いので、何人かで行くと、きっとツッコミや驚嘆が止まらず盛り上がること間違いなしだと思います。 メインの「バベルの塔」は最後の会場に展示されているのですが、入り口からもはや感じる空気感の違い!そこまで大きくない画面の中に圧倒的な描きこみがされており、あきらかな異彩を放っています。 絵を見ているというよりは、そこに存在する不思議な世界を小さな窓から見ている、というような感覚で、なかなか体験できない感覚を味わうことができました。 グッズもかなり充実しています。気になっていたモンスターたちの食器や、バベルの塔のスノードームなど、すべて欲しくなるものばかり…!これから行かれるという方は、予算を多めに確保することをおすすめします笑。 貴重な展覧会は、7/2(日)まで東京都美術館で開催中。

 FOLLOW me
  • Black Twitter Icon
  • Black Instagram Icon
 RECENT POSTS: 
bottom of page