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★report★損保ジャパン日本興亜美術館『デンマーク・デザイン』展

寒さ深まる12月、街はクリスマスの雰囲気でわくわくしていますね。

そんな今のシーズンにぴったりの展覧会、『デンマーク・デザイン』展に行ってきました。

最近、SNSでも取り上げられることの多くなった「ヒュゲ」という言葉は、デンマーク語で「温かな居心地のよい雰囲気」という意味の言葉。

まさに“ヒュゲ”な生活を送るデンマークの人々の暮らしを感じられる展覧会会場には、「ミッド・センチュリー(20世紀中頃)」と呼ばれるデザイン史上の黄金期に生み出された、家具などのデザイン作品が並んでいます。

入り口に用意されたフォトスポットでは、早速ほっこり✨ デンマークの飾りが施されたクリスマスツリーと、その横に用意されたデンマーク・デザインの椅子に座って撮影ができます◎

冬が長く家で過ごすことの多い北欧では、家の中でどれだけ心地よく、快適に生活できるかを重要なポイントとしてデザインが発展。さらに、そんな北欧の中でも、決して資源が豊富ではないデンマークでは、ものを大切に使う文化が根付き、過去のデザインを潰してしまうのではなく、その良さを土台としながら“改良していく”というスタイルが基本になったのだそう。

展示されている作品ひとつひとつが素敵なことはもちろん、展示会場ではその生活がイメージできる様に、様々な「部屋」のワンシーンが再現されていて、デンマークの人たちが、生活のひとつひとつをゆっくり、大切に楽しむ感覚が伝わってきました✨

「こんな椅子、座ってみたいなぁ」という希望が募ってきた展覧会の最後には、実際にいくつかの椅子に座ることのできるコーナーも!

それぞれに座り心地が違って、しかもとっても気持ちいいんです✨

ちなみにデンマークの人にとって、家の中でも活用することの多い「椅子」は最重要の家具のひとつ。

今でも、初任給で、かなり値のはる上質な椅子を購入し、それを家族で長らく大切にしていく、という習慣を保っている方も多いのだそうです!

寒い12月だからこそ、より一層楽しめる展覧会。

12月27日まで開催しています。

まだの方はぜひ! オススメです^^!

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『デンマーク・デザイン』展

開催期間:2017年12月27日(水)まで

会場: 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(東京・新宿)

※新宿駅西口より徒歩5分

展覧会については11/20発行号の「FLYING POSTMAN PRESS」(東京版)にも掲載されています◎

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