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【招待券プレゼント】「イサム・ノグチ 発見の道」東京都美術館で4月24日より開催!



彫刻のみならず、舞台美術やプロダクトデザインなど様々な分野で大きな足跡を残した芸術家イサム・ノグチ。ノグチ芸術の集大成とも言える晩年の独自の石彫に至るノグチの「発見の道」を様々な作品を辿りつつ、ノグチ芸術のエッセンスに迫る展覧会「イサム・ノグチ 発見の道」が4月24日より東京都美術館で開催されます。



イサム・ノグチは日本人で詩人の半次郎を父に、米国人の作家で教師のレオニー・ギルモアを母に生まれました。 1927年、彫刻家ブランクーシの助手を務め、自然と通底する抽象的な作品に衝撃を受け、その教えは生涯の指針となりました。




ノグチの半世紀を超える制作活動の中核には、「彫刻とは何か?」「彫刻とは何か?」「彫刻にできることは何か?」という問いがありました。その生涯は数多くの「人・もの・歴史」との出会いと学びに彩られていますが、創造へと導かれる彼の「気づき」は、常に予想せぬ発見の喜びにあふれたものでした。運命的な出会いによって明示される未踏の道―彫刻芸術のあらたなる発見の道―をノグチは強い意志で進んでいきました。


彫刻の起源を追い求め、ヨーロッパ、南米、アジアとフィールドワークを重ねた旅のなかで、常に「創造への糧」となる学びをやめなかったノグチ。彼にとって、父の祖国である日本は、平明さの中に深い哲学を内包し、晩年にいたるまで彼を覚醒してやまない伝統と文化を持ち、彫刻芸術の可能性への道筋を与え続けた「親しき国」でした。中でも日本の文化の諸相はみせる「軽さ」の側面は、ノグチが自らの作品に取り組むことに情熱を傾けた重要な要素でした。



制作拠点であったニューヨークと香川県牟礼町には、現在、イサム・ノグチ庭園美術館が開館しています。ノグチにとって「庭園」とは、自ら彫刻の在り方を考えるうえで、最も重要なキーワードでした。とりわけ牟礼は単なる仕事場の領域を超えた、自らの感覚と世界がつながることのできる「特別な空間」でした。四季折々の風光が味わえる豊かな自然環境のもと、未完の作品を含め、あらゆるものが照応しあうアトリエは、空間全体がノグチにインスピレーションを与え、それ自体が作品と言い得る、聖性と啓示にみちた小宇宙=庭だったのです。


「価値のあるものはすべて、最後には贈り物として残るというのはまったく本当です。芸術にとって他にどんな価値があるのでしょうか」と語っていたノグチ。

本展において、私達が今、希求してやまない何かをその作品は示してくれるに違いありません。



■会期:2021年4月24日(土)〜8月29日(日)

■開室時間:9:30〜17:30(入室は閉室の30分前まで)

■休室日:月曜日(ただし、5月3日、7月26日、8月2日、8月9日は開室)

■会場:東京都美術館 企画展示室

〒110-0007東京都台東区上野公園8-36

■観覧料:一般 1900円

     大学生・専門学生 1300円

     65歳以上 1100円

     高校生以下 無料

■主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション、文化庁、独立行政法人日本芸術振興会

■協賛:DNP大日本印刷、三菱商事

■特別協力:イサム・ノグチ財団・庭園美術館(ニューヨーク)、公益財団法人イサム・ノグチ日本財団 イサム・ノグチ庭園美術館

■協力:茨城放送、日本航空

■お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)


展覧会の開催を記念して「イサム・ノグチ 発見の道」の招待券を3組6名様にプレゼント!


5/23(日)〆切




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